読書記録~女子の人間関係(水島広子)を読んで腑に落ちた件
こんにちは、チロです。
TVでもたまにお見掛けする元衆議院議員で精神科医の水島ひろ子さんの著書「女子の人間関係」読んでみました。
今まで自分と合う人達と関わってくるようにしてたし、そこまで女子の面倒くさい部分には首を突っ込まないようにしていた私。特技はフェイドアウトですっていうくらいw
しかし、仕事で合わなすぎる人間同士がかなり近い距離にいることで、今までで一番のストレスを感じ、不眠症にも繋がっていきました。
当時ストレスでハゲが急速に進行しているときにこの本に出会いたかった・・・😢
・自分より恵まれたものに嫉妬する
・他人と自分を比較してひがむ
・群れたがる
・特定の人(特に男性)の前で態度が変わる
・裏表がある
・相手の領域を侵害する過干渉
・噂話、悪口が大好き
こうやってズラッと書くと嫌な気持ちになりますが、私を含め、女である以上やっちゃってる部分あると思います。だから自分を含め、女という性にたまに疲れちゃうんですよねぇ。
なぜ「女」になってしまうのか?
ずばり、「男性に選ばれる性」だからです。
だから外見にこだわるし、 選ばれなかった女は傷つき、嫉妬し、選ばれた女を妬む。
さらには選ばれるために相手に好かれようとして、世話を焼きすぎたり相手の心を読みすぎたりして、悪気なく相手の領域に侵入し、押し付けやお節介が発生する。
また、「どうやったら相手に好かれるか」と考えがちなのも、言い換えれば、「どうやったら選ばれるか」ということだったんですね。
賢い「女」との付き合い方
ステップ1:巻き込まれない
ステップ2:自分を守る
ステップ3:女を癒す
順に説明します。
ステップ1:巻き込まれない
もしあなたが他の女から嫌味や悪意を受けていて、真正面からそれを受け止めた時点で、それはもう相手の問題ではなく「自分」の問題になり、自分が苦しみます。
嫉妬や僻みは、あくまでも相手の「女」の問題であり、自分の問題ではありません。
妬みをいう女は「選ばれなかった」女であり、傷付いているのです。
だから、相手は傷ついている状態であり、自分の問題ではないことを認識しましょう。
ステップ2:自分を守る
自分まで「女」になってしまったら、妬みをいう女との関係は悪化するでしょう。女の敵は女です。一番良いのは、「女」との距離を置くこと。
また、「彼女の悪口を言わない」ということも重要です。これはまさに自分が「女」にならないことそのもの。
喧嘩を吹っかけてきたのは相手なんだから、被害者意識で悪口を言いたい気持ちは分かりますが、自身が「女」になってしまうと、他の「女」から反感を買ってしまいます。
彼女以外の人たちとの信頼関係を日頃から築いておきましょう。
ステップ3:女を癒す
「女」は傷ついていて認められたいのです。
この女の欲求を満たすためには、「あなたという存在を尊重している」という気遣いを示してあげれば、徐々に安心していくはずです。彼女自身の癒しがどこまで進むかは分かりませんが、2人の関係性はかなり改善されていくはずです。
ただし、これは自分に余裕があり、敵対する女との関係をよくしたいと思う場合で大丈夫です。
私の過去の「女」に疲れたエピソード
同じ部署で、なぜか私と仲のいいメンバーを、私の知らないところでご飯に誘いまくっていた女性がいました。
それを知った私の気持ちは、
・なぜ私と仲がいい子ばかり誘うのだろう
・友人をとられそうで不安
・何を考えているのか分からなくて彼女が怖い
でした。
彼女とは仕事上かなり近い距離にいたので、仲良く仕事ができれば一番良かったのですが、とにかく「女」度が高く、噂話や妄想が激しく会社内の色々な人のことを観察し決めつけることが多い女性だったので、私は苦手でした。そして、そんな私の苦手意識を感じていたのだと思います。
仕事でもギクシャクし、私自身も彼女の行動を気にしてしまっていて、とにかくストレスで仕事にも影響が出てしまいました。
未だに彼女の行動の意味ははっきりとは分からないのですが、おそらく
私が社内で仲良くやっているのが羨ましかった。
コンプレックスや不安があるために、相手より上でいないと自分の価値が信じられないのだと思います。(彼女は飲み会に誘われるタイプではなかったです)
もしこの本を読んでいたら、
①彼女は周りと仲良くできてなくて傷付いているから、「女」特有の群れの行動をしているのだと認識する。
②彼女との距離を置き、仕事上の付き合いだと割り切る。彼女の悪口をいわない。
③仕事上の感謝を日々伝える。自分の弱みを見せる。
を実践できていたかもしれません。
苦手だった彼女とは今は疎遠です💦
ご覧いただきありがとうございました。